第40回PAIDEIAオンライン哲学カフェ「ストレスとは?」報告
第40回PAIDEIAオンライン哲学カフェにご参加いただきありがとうございました。
2回目のオンラインでの開催によりZoomの機能にみなさん慣れたせいもあってか、挙手機能やチャット機能を使ったりと、オンラインの特徴を生かした回だったと感じました。
今回は前半後半分けることなく、続けて対話を行いました。
序盤はどういうときにストレスを感じるかについて対話を行いました。自粛生活が続き、行きたいところにも行けないことがストレスだという意見や、相手と会話をするとき、気を使って話すことがストレスだという意見が出ました。
中盤になるにつれて、ストレスの解消法についての話題になっていきました。ストレスに対する器が大きい人はそのまま受け止めることができ、器が大きくない人は受け流すという選択肢があるという意見や、逃げることも選択肢の一つという意見も出ました。
終盤ではストレスとはどういうものかについて対話を行いました。「ストレス」という言葉自体がストレスという意見や、ストレスというのは外からの圧力で、良くも悪くもないものという意見が挙がりました。また、ストレスがないと自分がダメになってしまうため、自ら周りの環境を変えて自分にストレスを与えていくという、これまでとは違った角度の意見が出たところで時間となりました。
ストレスと聞くと悪いイメージを思い浮かべがちですが、自分への刺激という観点で考えれば悪いものではなく、むしろ良いものだと感じ、これまでのストレスに対するイメージが変わりました。
次回は7月16日(木)19時からZoomにて「ファッションとは」をテーマに開催予定です。是非ご参加ください。
(報告者:高千穂大学人間科学部 齋藤ゼミ3年 市原裟介)