第43回PAIDEIA哲学カフェ・オンライン「魂とは?」(2020年8月27日)報告

第43回PAIDEIA哲学カフェ・オンライン「魂とは?」(2020年8月27日)報告

第43回PAIDEIA哲学カフェ・オンラインにご参加いただきありがとうございました。
オンラインでの哲学カフェの開催は今回で5度目です。今回も、初参加の方も常連の方からも沢山の発言をして戴き、大変有意義な時間となりました。

今回のテーマは「魂とは?」でした。
対話は「魂というものを私たちがどう捉えているのか」という疑問から始まりました。まず、自分の存在を確定させているものや、身近なものであるといった意見がでました。
また魂という固有の名前があることから、魂には魂でしか表せない何かがあるがその存在は言語の発達により分散し薄れてしまい、現在では役者魂や野球魂など意気込みや精神の比喩として使われているといった意見も出ました。

次に、「魂でしか表せない何かとは何なのか、またそれはどこにあるのか」という話になりました。この疑問に対しては、魂は人間の言葉では語れないような多次元的な場所にあるのではないかという意見や、物体と心を繋ぐ場所にあるという意見、物体ではなく空間そのものに存在しているのではないか、といった意見が出ました。
さらに、魂は精神や人格の土台として存在しており外的影響を受けないという意見や、命や精神などのワードに対して魂には畏怖の念を抱いてしまうのでそこに魂でしか表せない何かがある、という意見もあり、この意見には賛同の声が目立ちました。

最後に疑問として挙げられたのは「魂は概念か、実在しているのか」というものでした。
ここでは、大昔から魂という言葉がある以上、確かに存在していたものであるといった意見や、魂が存在しているということを信じたい自分がいるだけである、といった意見が出ました。他にも、日本と海外では魂という言葉の使われ方が異なるため、言語によって決められた概念であるという意見や、向き合っても答えは得られないが概念として実在しているといった意見もあり、混迷を極めていたところで終了の時間となりました。

今回の対話で私は、魂という言葉がどのようにして浸透していったのか、また現在と過去の魂という言葉の使われ方に興味を持ちました。魂は形而上的なものでありながら、まるで実在するかのように語られることの多い印象でしたが、もし実在するなら他人と魂の交換などをやってみたいなと考えました。
次回の哲学カフェは秋頃にZoomにて開催予定です。詳細は追ってご案内致します。ぜひご参加ください! 
(報告者:高千穂大学人間科学部 齋藤ゼミ3年 長瀬大和) 

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